2019.05.17

東京ベイ・浦安市川医療センター 救急科

当科はスタッフ7名、後期研修医9名にて「患者中心、世界標準、チーム医療」を合言葉に米国の救急卒後研修に負けない研修を提供しております。例としては、24時間365日のスタッフによるリアルタイム指導、毎週3-4時間の必須教育カンファレンス、卒業時の最終形から逆算した、中毒、小児、集中治療、外来研修、超音波研修、など緻密にデザインされたカリキュラムがあります。21世紀の救急医を産み出す我々のプログラムで是非一緒に研修をされてみませんか?

当科の特徴

当院の研修プログラムは、地域医療研修のパイオニアである地域医療振興協会JADECOMと、米国医療のノウハウ・医師を有する野口医学研究所NKPがタイアップしたJADECOM-NKPプログラムです。米国卒後教育であるACGMEに準拠しています。

TBMC2

後期研修カリキュラム

http://www.tokyobay-mc.jp/user/senior/
・研修プログラムディレクター:舩越 拓
・年数:原則4年間(卒業年度により変更を考慮します)
・認定施設:日本救急医学会専門医認定施設
※下記は2012年度のもので今後一部変更される可能性がありますのでご了承ください
※地域医療研修は現在東京都練馬区にある練馬光が丘病院救急科で行っています

【PGY3】
・ER5ヶ月
・地域医療2ヶ月
・小児2ヶ月
・麻酔2ヶ月
・選択科1ヶ月(選択肢は院内の各科から選択)
※外来研修(半日/週)
超音波4ヶ月、眼科3ヶ月、耳鼻科3ヶ月

【PGY4】
・ER5ヶ月
・地域医療1ヶ月
・選択科(次の3つの中から二つ選択して計4ヶ月)
・循環器2ヶ月もしくは消化器2ヶ月もしくは脳神経外科2ヶ月)
・ICU2ヶ月
※外来研修(半日/週)
整形外科4ヶ月、超音波2ヶ月、プレホスピタル研修3ヶ月
中毒2ヶ月

【PGY5】
・ER5ヶ月
・地域医療6ヶ月
・選択科1ヶ月(救急関連のローテーションに限る)
*外来研修(半日/週):臨床研究

【PGY6(チーフレジデント)】
・ER6ヶ月
・ICU6ヶ月

カンファレンス・レクチャー

・頻度:週に1回、3~4時間/日
・内容:各科とのジョイントカンファレンス、レクチャー、ジャーナルクラブ、M&M、ケースカンファレンス、シミュレーションなど
・レクチャーについて:合計約100のテーマ/2年間、各専門科の先生からのレクチャーもあります
※総合内科や外科が定期的に開催している勉強会、カンファレンスに参加することも勤務の都合がつけば自由に参加することが可能です。

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センター概要

【概要】
・名称:東京ベイ・浦安市川医療センター救急科
・所在地:〒279-0001千葉県浦安市当代島 3-4-32
 ※東京ディズニーリゾートまで車で15分、徒歩1時間弱(笑)です!
・TEL:047-351-3101
・部長:志賀隆
・Webサイト:http://www.tokyobay-mc.jp/html/index.html
・Facebook:https://www.facebook.com/tbmced
 ※Facebookの東京ベイ・浦安市川医療センター救急科のページもぜひご覧ください!

【メンバー】
・指導医:7名(うち女性0名)
・後期研修医:9名(うち女性2名

【勤務体制】
後期研修医の先生は、完全シフト制で、12時間シフトの2交代制に加えて、午後、準夜帯の混雑時をカバーするシフトを補足的に加えて運用しています。

【救急受診患者数・救急車搬入台数】
2012年4月に新オープンした病院です!・・・状況なので今までの状況は以下の通りです。
ちなみに某レジャーランドからも患者さんが来ることもあります。
・4月:救急受診者数795人、308台
・5月:救急受診者数1135人、452台

【ICU・独自ベッドの有無】
救急科にICU・病床はありません。

学生実習、研修医見学の連絡先

随時病院見学を受け付けております。お気軽に下記まで連絡をお願いします。
東京ベイ浦安市川医療センター救急科見学担当
mail:tbmced@gmail.com

後期研修医紹介

救急科専修医(PGY4)瀬田です。東京医療センター・脳神経外科で2年間研修し、当院立ち上げのタイミングで救急科にシフトしました。これから救急医療とくに北米ER型救急に興味のある若手医師は是非一緒に働きませんか?

『夢と、若さと、情熱で救急医療を変える!』EMAllianceの命題をまさに体現化したような病院が東京ベイ・浦安市川医療センターの救急科です。志賀部長以外のメンバーは全員10年以内と若く、若く情熱あふれる優秀な若手スタッフが集結し新しい救急医療を作るべく奔走しており、我々専修医にとってはまさに夢のような環境です。ここには古い体系が一切なく、目指す理想に向かってみなが力を合わせて一から作り上げてゆくことができるため、今は走りだしで大変な時期ですが少しずつ形作られていく実感に非常にやりがいを感じます。今はまだ救急車台数・患者数もそんなに多くはないですが、指導医の監督のもと専修医主体で検査・治療方針を決め適切なアドバイスとフィードバックを得る事ができます。もちろんER型救急なので内科・外科・整形外科・脳神経外科など広範囲な領域の疾患の患者さん断らずに受け入れ初期診療にあたっています。重症患者に関しても集中治療部に藤谷先生がいらっしゃるので心配もなく受け入れることができ、集中治療部へのローテーションも義務付けられています。

新病院である当施設を利用して救急医療・集中治療関連の様々な勉強会やコースも開催され積極的に参加する事ができ、先駆的に米国式のシュミレーション教育も取り入れています。毎週金曜日の午後は勉強会の時間として確保されCase conference、Lecture、M&M conference、journal club、GIM conference(内科合同)、GS conference(外科合同)などを指導医監督下のもと専修医中心に実施しています。カンファレンスの資料はそのままweb上にupdateされるためいつでも閲覧でき、また全てのカンファレンスをビデオ録画しているため他科のカンファレンスも自分のPCで見る事ができるなど勉強環境も画期的かつ理想的に整っています。

部門内の状況共有はウェブベースで(個人情報に配慮しつつセキュリティ保たれた状况で)行われており、各専門科・地域医療などローテーション中でも常に最新の部門の情報を共有することができます。学会への参加や院外の勉強会・研究会への参加にも寛容でシフト調整も考慮してくださり、学んだ内容をメールやweb 上で共有するなど救急科メンバーの一致団結にはすさまじいものがあります。また勤務体制は完全にシフト制のためオンオフが明確で、病院からの呼び出しは一切なくプラベートの時間を十分に確保できるため家庭のある人や院外活動の盛んな人にも負担になりません。救急科メンバーによる葛西臨海公園でのバーベキューや東京湾屋台船などレクリエーション企画も定期的に開催し仲を深めています。

同時に新規スタートした練馬光が丘病院(旧日大光が丘病院)は搬送件数が多く、患者さんの性格も一味違い、自分の実力が試される病院と言えるかもしれません。志賀先生と練馬光が丘病院救急科長の島先生、そして毎日訪れる東京ベイのスタッフに違う環境で常に指導を受けながら救急医療に従事できる事も希有な体験です。

当院はまだ走り出したばかりの病院ですが、理想をすべて叶えたいという欲張りな希望を実際に成し遂げるだけの機関・施設・コネクション・人材・若さ・情熱など全てを取り揃えた夢のような病院です。その入り口としての救急科を立ち上げから一緒に盛り上げていきませんか?あなたの力が必要です。

その他

みなさま初めまして、病院紹介を担当しています森浩介です。最後まで読んでくれてありがとう!特に最後の後期研修医紹介は長くて大変だったでしょう?少し汗かきそうな文章でしたね。
ちなみに下の写真は救急部の集合写真です。せっかくの病院名が頭のでかい数名の指導医と後期研修医のせいで隠れてしまっていますがそれはご了承ください!
それではみなさまのご連絡をお待ちしています!

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写真:4月にハワイ大学シミュレーションセンターで研修されてきた高橋先生です。ハワイを満喫(?)してきたようです!

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