2019.05.17

前橋赤十字病院 高度救命救急センター 集中治療科・救急科

ドクターヘリ(病院前医療)、救急外来(アドバンストリアージ)から、ICU(集中治療管理)、救急病棟(入院管理)までをシステマチックに構築し、救急医療の全体像を目に見える形で展開しています。救急外来、ICU、病棟当番の3つの勤務を全員が数週間単位でローテーションし、互いの立場を理解しながらチーム医療を行える勤務体制をとっています。

当科の特徴

1. ER、ICU、ドクターヘリ、病棟入院管理、災害医療を1元的に学べます。

【救急外来(ER)】
当科管理による全次型ERです。
http://www.gunma-redcross-icuqq.com/er/index.html

【集中治療室(ICU)】
当科管理による全科の重症患者が入室するClosed & General ICUです。
心臓血管外科などの術後から重症熱傷・重症外傷まで、多岐にわたる症例の管理を行います。

【ドクターヘリ】
当科運営の全国で3番目の要請数、年間800件近い出動数を誇る群馬県ドクターヘリです。
http://www.gunma-redcross-icuqq.com/dr-heri/index.html

【病棟入院管理】
救急病棟および一般病棟において、主治医として救急科患者の入院管理を行います。
http://www.gunma-redcross-icuqq.com/hospitalization/index.html

【災害医療】
『群馬県基幹災害医療センター』として、災害派遣、傷病者受け入れなどで中心的な役割を果たします。DMAT(初動救護班)と日赤救護班の多数有しており、災害超急性期から慢性期まで絶え間ない支援活動を行います。
http://www.gunma-redcross-icuqq.com/disaster/dmat.html

2. 教育コース受講の受講費、交通費、宿泊費はすべて病院負担です。
http://www.gunma-redcross-icuqq.com/seminar/index.html

3. 各教育コースのインストラクターが多く在籍しており、日常診療から学べます。
http://www.gunma-redcross-icuqq.com/staff/index.html

4. 救急外来&ドクターヘリ、ICU、病棟入院管理の3つの勤務を全員が数週間単位でローテーションし、互いの立場を理解しながらチーム医療を行える勤務体制をとっています。

5. 基本業務習得後は、麻酔管理、細菌検査、超音波診断室など院内他科短期研修、あるいは他施設の中期研修も可能です。

6. 当院は救急医療、集中治療、病院前医療、災害医療、麻酔分野のほぼ全ての専門医・指導医(に準ずる)施設に指定されているため、効率よく救急・集中治療・災害医療・麻酔分野の資格取得が可能です。
http://www.gunma-redcross-icuqq.com/index.html

・高度救命救急センター スタッフブログ
 日常はこんな働きぶりです!
 http://drheli-gunma.blogspot.jp/

・まるまるほぼ一冊当科を特集した雑誌『ER magazine 9巻3号(2012年09月発売
 出版社:シービーアール 2,625円税込)「別冊ERマガジン
 特集:ERで役立つ全次型救急のオリジナルなプロトコール」』をみていただければ
 どんな診療ぶりかの参考になるかと思います。
 http://www.amazon.co.jp/%E5%88%A5%E5%86%8AER-magazine-9%E3%83%BC3-%E4%B8%AD%E9%87%8E%E5%AE%9F/dp/490247087X

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後期研修カリキュラム

救急外来(ER)、ICU、病棟管理、ドクターヘリ、災害医療と、多岐にわたる分野を学ぶことが可能です!また、当院は救急医療、集中治療、病院前医療、災害医療、麻酔分野のほぼ全ての専門医・指導医(に準ずる)施設に指定されているため、効率よく救急・集中治療・災害医療・麻酔分野の資格取得が可能です。

【前橋赤十字病院 高度救命救急センター】
http://www.gunma-redcross-icuqq.com/index.html

【前橋赤十字病院 後期臨床研修プログラム】
http://www.maebashi.jrc.or.jp/gakusei/details.php?eid=00004

カンファレンス/レクチャーの頻度

・ER勉強会(3-4回/月):学会、教育研修コースや災害訓練などの参加報告、予演会を行い、常に最新の知識を共有出来るようにしています。

・イブニングセミナー(2回/月):対応に難渋した症例の検討や、プロトコールの作成・確認などを行い、スタッフが共通の認識を持って日々の診察を行えるようにしています。また、定期的にレクチャーを行い、知識のupdateも行っております。

【症例検討会の内容(例)】
指導医:『失神の原因が急性大動脈解離(stanfordA型)であった症例』
シニアレジデント:『肺炎球菌性敗血症からの間質性腎炎を発症した症例』

【レクチャーの内容(例)】
指導医:『高気圧酸素治療について』

その他、有志による外傷診療勉強会、NEJMの抄読会なども行っております。

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センター概要

【概要】
・名称:日本赤十字社前橋赤十字病院 高度救命救急センター 集中治療科・救急科
・所在地:〒371-0014 前橋市朝日町3-21-36
・研修責任者:町田 浩志
・Webサイト:http://www.gunma-redcross-icuqq.com/

【スタッフ&シニアレジデント数(女性医師数)】
・スタッフ:15名(男性13名、女性2名)
・シニアレジデント:10名(男性8名、女性2名

【勤務体制】
当科では救急外来(ER)、ICU、病棟当番、ドクターヘリの4つの勤務をローテーションし、互いに連携を取り合いながらチーム医療を行える勤務体制をとっています。
・ICU:日勤帯7-8名(初期研修医1-2名含む)、当直帯2名
・救急外来:日勤帯、当直帯共に2名+初期研修医1-2名
・病棟当番:3名(当直帯は1名がon call)
・ドクターヘリ:1名

【年間救急車搬送件数&救急受診総数】
・救急搬送件数:5703人/年(応需率:97.4%)
・救急受診総数:18549人/年
・ドクターヘリ出動件数:843件/年
・ドクターヘリ搬送患者数:289人/年

【ICU、独自ベッドの有無】
集中治療科・救急科(+麻酔科) 医師で形成された集中治療専従医師の管理のもと、全科の重症患者の入室を扱うClosed General ICU(12床)の形態をとっています。

学生実習、研修医見学の連絡先

随時受け付けております。
電話番号:027-224-4585(代表)

【学生】
教育研修推進室:藤井 順子
E-mail:mrc-rinken@maebashi.jrc.or.jp

【研修医】
高度救命救急センター長・集中治療科部長・救急科部長:中野 実
E-mail:icuqq@maebashi.jrc.or.jp

自己紹介

【星野 江里加】
卒後4年目。昭和大学卒業し、前橋赤十字病院にて初期研修を終えた。
ER、クローズドICUを兼ね備えている当院に魅力を感じ、後期研修医として残った。
将来的には地元群馬県の地域医療に貢献したいと思っている。

【小橋 大輔】
卒後3年目、東京医科歯科大学卒業後、前橋赤十字病院で初期研修終了。
集中治療科・救急科後期研修医として日々勉強中。
当院はER、closed ICUに加え病棟管理、ドクターヘリなど多くの症例を経験できる点が魅力的。