2021.07.03

飯塚病院 救急科

飯塚病院は1918年に麻生炭鉱病院として開設、1982年に救命救急センターを開設し、現在はベッド数が1,000床を超える地域中核病院となり、高度専門医療と地域への貢献を果たしています。

当院は、人口42万人の筑豊地域唯一の三次救急施設です。ここでは救急科医師(スタッフ・後期研修医・専攻医)と初期研修医および後期研修医・専攻医が365日24時間救急搬送患者に対応しています。また、院内外の約50名におよぶ待機医師による診療体制を整えています。

当科の特色の一つに、病院車運用方式を用いたラピットレスポンスカーによるドクターカーの運用があります。ドクターカーには医師、看護師、ER-Aide(救急救命士など)が乗車し、現場から傷病者に対する診断、処置を開始することで早期の医療介入を実践しています。

教育面では、当院は臨床研修指定病院であり、初期研修医および院外からの後期研修医・専攻医は救急科をローテーションすることを必須としています。救急搬送患者の初期診療は、ローテーションしている初期研修医や後期研修医・専攻医が救急科医師(スタッフ・後期研修医・専攻医)のバックアップのもとで行います。当院は、症例数は豊富であり、研修医の修練の場として優れた環境となっています。

診療実績として年間受け入れ救急搬送数は7179件と全国の救命センターの中では中間くらいの位置にありますが、重篤患者数は2297件(平成30年度統計)と全国トップクラスに多く、筑豊地域の重篤患者は当院に集まってきます。

後期研修では3年間で最大15ヶ月間の自由なローテーション期間があり、また院内には急性期医療に必須の診療科は全て揃っています。また、家庭医療や緩和ケア科など亜急性期~慢性期医療を経験することも可能となっており、超急性期(病院前)から慢性期まで全て経験できるのは当院の特徴とも言えると思います。

ダブルボードを有する、または目指す医師も多く在籍しており、脳外科や麻酔科、総合内科などのダブルボードを資格取得を行っている実績があります。院内に在籍しながらダブルボード習得支援を行うことが可能となっております。

勤務は完全シフト制の3交代で、様々な勤務形態で働いているスタッフもいます。育児休暇や産休を取るスタッフも多くおり、在籍するスタッフの半数近くは育休/産休取得をしています。近隣から通勤しているスタッフが多くいますが、福岡市内から通勤しているスタッフもおり、働き方に合わせたシフト勤務が可能となっています。

科内の雰囲気や詳細はこちらのホームページをご覧下さい。Facebookページもありますので、合わせてご覧頂ければと思います。
https://www.aih-emergency-department.com
https://www.facebook.com/aih.emergency99/

科内の雰囲気がとても良く、垣根が低く相談できる環境にあると思います。初期研修が当院からの出身でない人も多くおり、専門科や背景を問わずに誰でもお越し頂けます。

病院見学も実施しておりますので、見学希望の方は下記URLよりお申し込み下さい。

・専攻医として見学を希望の方
https://aih-net.com/resident/contact/senior_visit.html
・スタッフとして見学を希望の方
https://aih-net.com/recruit/emergencydr/

ご興味がある方は、是非ご連絡お待ちしております。