2021.08.06

福岡徳洲会病院 救急総合診療部(ER)

救急科スタッフ医師としての勤務に興味のある方はこちらのフォームからご連絡ください。
https://www.f-toku.jp/recruit/entry/?occupation_id=1

救急科専攻医としての勤務に興味のある方はこちらのフォームからご連絡ください。
https://www.f-toku.jp/recruit/specialist/inquiry/

連絡先:
医療法人徳洲会 福岡徳洲会病院 事務長 荒牧
〒816-0864 福岡県春日市須玖北4丁目5番地
電話 092-573-6622(代)
FAX 092-573-1733(代)

福岡徳洲会病院は、福岡市とベッドタウンである春日市の境に位置します。福岡市の繁華街まで車で20分、福岡空港まで車で20分の生活しやすい環境にある、ER型の救急病院です。

1.広大なER
占有面積:約1250㎡(約43m×29m)
●救急搬入11個(精神科患者用防音室1個)
●新興感染症用搬入1個(除染スペース2箇所)
●観察室7
●救急ケア病床ECU4
●外来診察室6部屋
●128列CT  64列CT
●ヘリポート


初療室(重症患者用)


初療室

2.ER医師の勤務体系
ER医師の勤務はシフト制です。夜は準夜と深夜を連続して行うシフトが中心ですが、事情に合わせて準夜のみのシフトなどを作成しております。
なお深夜勤務の翌日は完全Offとなります。準夜翌日の日勤も避けています。
日勤8:00~17:00
準夜17:00~24:00
深夜24:00~8:00

希望に応じて日勤のみの勤務など、フレキシブルに対応しています。
基本的にはベッドフリーのシフト制ですので、出産後の女性も働きやすい環境です。
集中治療医も随時募集していますので、ERとICUの両方で働くことが可能です。

3.後期研修医プログラム
基本的には自由な後期研修プログラムを自分で作ることができます。
3年で救急科専門医を取得可能です。
基本は3年間のプログラムですが、1年から研修が可能となります。
ER型救急医の養成が主体ですが、他院の救命救急センターで重症患者管理に特化した研修を行うことが可能です。また当院ICUでも集中治療研修が可能です。

研修プログラムの組み方により、救急科専門医と麻酔科標榜医をほぼ同時に取得することが可能です。
また当プログラム修了後に消化器内視鏡学会専門医を取得できるように協力します。(消化器内視鏡学会に5年以上所属する必要があります)

連携基幹施設:久留米大学高度救命救急センター、岸和田徳洲会病院救命救急センター
離島関連施設:徳之島徳洲会病院、名瀬徳洲会病院(奄美大島)

・後期研修プログラムの例

4.スタッフ医師の各科研修
マンパワーとの兼ね合いになりますが、後期研修医に限らず、スタッフ医師に関しても院内他科研修の希望があれば柔軟に対応しています。
過去の研修先:脳外科、形成外科、麻酔科、消化器内科、エコー室

また技術維持のために、週1回程度であれば院内他科での手技継続の要望に応じます。
例:消化器内科研修後に週1日の消化管内視鏡検査
麻酔科研修後に週1日の手術麻酔

5.当院のERシステム

・症例数
救急搬入件数は年間10,000件程度です。
当院ERの後期研修医およびスタッフ医師は、ほぼすべての救急搬入患者・walk in患者のトリアージおよび初療に関わります。救急要請の応需率は約99%です。

・各科のバックアップ体制
当院ERは平成5年度から北米型ERシステムを導入しており、各科のバックアップ体制が確立されています。24時間のコンサルトが可能です。

夜間当直
・内科 ・外科 ・小児科 ・循環器科 ・脳外科 ・産婦人科 ・心臓血管外科
夜間オンコール
・整形外科 ・形成外科 ・消化器内科 ・麻酔科 ・泌尿器科 ・眼科 ・放射線科 ・透析

・ER専属の医療事務補助係
2012年4月より事務員が配属されました。救急隊からの申し送りを聞く作業や、病名入力や書類の代筆などを行っています。今後も、業務の拡大を予定しています。

・病院救急救命士
令和3年4月より、病院救急救命士が配属されました。
現時点では救急隊からの申し送りを聞く作業、物品の準備などを行っております。また研修の後に病院救急車の運転も業務に入っていきます。救急外来の法律の整備がつき次第、救急救命処置についても業務に含めていく方針です。

・ER薬剤師
平成24年度より、ER薬剤師が配属されました。救急搬入患者の常用薬の検薬・入力だけでなく、急性薬物中毒症例搬入時の治療法についてのディスカッションなどを行っています。救急医学会やチームカンファレンスにも参加し、救急医療の質の改善に寄与しています。

・救急隊ワークステーション
当院の救急隊ワークステーションでは、病院実習を兼ねて救急隊がERに待機します。
春日大野城那珂川救急と協力し、重症の救急要請があった場合には救急医が同乗して現場に向かいます。ER医師は救急隊を指導しつつ、プレホスピタル医療に携わります。

6.集中治療センター(ICU16床、HCU4床)
4名の集中治療医が常駐し、集中治療管理を行っています。そのうち2名はERの当直にも携わっています。いわゆるスーパーICUであり、ERとICUの両方を経験したい方にも最適な施設です。

7.救急ケア病床(ECU)

2020年7月より、ERの隣に4床の救急ケア病床(ECU: Emergency Care Unit)を開設しました。
入院科が決まらない場合には、救急科主治医で経過観察目的の一泊入院が可能です。
翌日午前中には退院/転科/転院などとしております。

このシステムにより、救急医や看護師のストレス軽減に大きく寄与しております。
入院に関わる書類作成は、医療事務補助係が全面的にバックアップしています。
転院する際はMSW(ソーシャルワーカー)が転院調整を支援してくれます。

8.災害医療活動
当院は地域災害拠点病院であり、2021年1月時点で、医師5名、看護師5名、業務調整員3名のDMAT隊員を保有しています(統括DMAT2名)。またNGO「TMAT」の隊員も29名を保有しています。
災害医療活動に携わりたい医師を随時募集しております。

9.離島医療
徳洲会グループは救急医療・災害医療の他に、僻地・離島医療に力を入れています。

後期研修医のうち3か月は離島医療に携わります。
過去には自分から希望して、月1回程度の離島応援に従事していたスタッフ医師もいます。スタッフ医師が強制的に離島に派遣される事はありません。
離島は総合医としての実力を試される場所であり、派遣された医師は充実した生活を送っています。

10.オンラインカンファレンス(ER医師対象、週1回)
症例の共有、テーマに沿った勉強会などを行っております。
シフト制のためZoomを使用したオンラインカンファレンスとしています。
またカンファレンス以外にもSlackというアプリを使用して随時、情報交換を行っています。

福岡ERでの勤務に合うのはこんなかたです。

●救急医療が好きな人
●福岡での生活を希望する人
●開業前に救急を復習したい人
●いろんな科の研修をしてみたい人
●集中治療の経験を活かしたい人
●災害医療活動に携わりたい人
●僻地離島医療に関わりたい人
●救急専門医、集中治療専門医をとりたい人
●ベッドフリーのメリハリの効いた生活を送りたい人
●子育てをしながら働きたい人(日勤のみの勤務可能)


救急科スタッフ医師としての勤務に興味のある方はこちらから
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救急科専攻医としての勤務に興味のある方はこちらから
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連絡先:
医療法人徳洲会 福岡徳洲会病院 事務長 荒牧
〒816-0864 福岡県春日市須玖北4丁目5番地
電話 092-573-6622(代)
FAX 092-573-1733(代)