2024.02.16

和歌山県立医科大学

和歌山県立医科大学 高度救命救急センター

 



当センターでは、
救急集中治療科の後期研修医(専攻医)・スタッフ医師を募集しております。

当院 救急科専攻医プログラムに興味のある方、救急・集中治療への転科を考えている方、短期研修を希望の方は是非御覧ください。

 



 プロモーション動画(「まるで映画のようだ」と評判です)
https://youtu.be/5s8ATvcwqME

  インスタグラム

https://www.instagram.com/eccmwakayama1984/

   高度救命救急センターHP
https://www.wakayama-med.ac.jp/med/eccm/

   教育コンテンツ(研修医・学生向けのレクチャーノートを無料で公開
https://www.wakayama-med.ac.jp/med/eccm/library.php

 

当施設の特徴をご紹介いたします。

 


 【とにかく症例が多い 
 よい救急科研修でもっとも大事なことは、「症例数」です。当施設の最大の魅力は、圧倒的な重症症例数とドクターヘリ搬送件数、緊急手術件数です。 当センターは、2003年に全国の国公立大学に先駆けてドクターヘリが導入された伝統ある施設で、和歌山県随一の重症症例が集約される高度救命救急センターです。2022年度の救急車件数は5,835件、walk-in 5,668件、ドクターヘリ搬送513件(今年度は550件を超えそう)、緊急外科手術283件(うち外傷緊急手術 42件)、緊急整形外科手術358件、緊急IVR 102件、内視鏡405件、重症外傷数 254件(ISS>=16)と、県内から重症病態が集約される全国トップクラスのハイボリュームセンターです。毎日のように緊急手術や緊急IVRをセンタースタッフで行っており、ERの現場はいつも活気に溢れています。このため、短期間に豊富かつ多様な重症症例を体系的に経験でき、あらゆる手技の研鑽が可能です。

臨床実績:https://www.wakayama-med.ac.jp/med/eccm/info.php#summary

 救命センターは56床(ICU/CCU 10床、HCU 15床、専用一般病床 31床)を有しており、2025年にはER内にHybrid ERも導入予定です。このため、初療から退院(転院や院内転科)まで一貫した治療が可能です。特にICUclosed-ICU体制であるため、救急症例・術後症例などあらゆる病態の全身管理が可能で、年間ICU症例数は758件と多く、豊富かつバリエーションに富んだ症例を学ぶことができます。さらにRapid Response System、退室後回診を通じたICU外での重症患者診療の経験も積むことができます。症例の内訳は敗血症性ショック、重症外傷、重症肺炎(COVID-19含む)、心疾患、脳卒中、PCAS、中毒、重症熱傷、環境障害、複数科の領域に関わる傷病で集中治療が必要な病態など多岐に渡るため、救急専門医に必要な症例は十分に網羅できます。

 救命救急センター内には、内科、心臓血管外科、消化器外科、整形外科、脳神経外科、麻酔科、形成外科の専門医も多数在籍し、後期研修医の間は様々な疾患を各診療科の専門医とともに診療できます。また人工呼吸器管理は当然として、循環補助装置(ECMO, IABP, PCPSIMPELLAなど)や血液浄化法(CHDFなど)などデバイス管理も体系的に習得できます。準重症病棟であるHCUではICU退室後、内科的問題が重複併存する内因性/外因性疾患など総合的に広く経験することができ、単一内科では困難なホスピタリスト研修も可能です。

センター概要:https://www.wakayama-med.ac.jp/med/eccm/info.php#summary

【優しいスタッフ(先輩)が多くて安心】
 当救命救急センターの常勤スタッフは28名と多く、それ故に完全シフト制(2交代制)を行っています。ドクターヘリ診療・ER診療・ICUおよび病棟管理・災害医療において完全シフト制(2交代制)に基づいたチーム医療を展開し、休日や学外研修の時間は十分確保されています。スタッフの約半数が卒後8年目以下の若手医師で、週1回の抄読会をはじめとして若手同士で学び合う環境があります。また女性医師率は32と高く、多くの女性医師が子育てと仕事を両立しながら、活躍しておられます。当科では、育休の推進やワークライフバランスおよび働き方改革にも力をいれております。当施設のスタッフは和歌山県立医科大学出身者だけではなく、東北・関東・関西・四国と様々な出身大学のスタッフがおり、当科には学閥はありません。皆優秀で仲がよく、和気あいあいとした雰囲気で勤務しています。

スタッフ紹介:https://www.wakayama-med.ac.jp/med/eccm/info.php#staff
 

【自由に研修をカスタマイズできる】
当施設では和歌山県内外の12施設とプログラムを連携しています。しかし、首都圏や近畿圏のトップクラスのERならびにICUでの研修が可能です。専攻医4年目、5年目の研修は入局者の希望にそって、「行きたい施設で学びたいことを好きなだけ学べる」自由度が高い研修プログラムを採用しています。このため、入局時にまたは入局後に希望をいっていただければ、必ず調整します。また具体的に希望施設がない場合でも、個々のキャリアや状況に即したアドバイスを行っています。

研修プログラム https://www.wakayama-med.ac.jp/med/eccm/education.php#program

 
【狙える資格が多い】
 救急科専門医・指導医や集中治療専門医の習得はもちろん、外科専門医、外傷専門医、放射線科専門医、感染症専門医、Acute Care Sugen(ACS)学会認定外科医、整形外科専門医などのサブスペシャリティ取得のための研修プログラムが確立しています。またJPTECJATECDMATBLS/ACLSの研修もサポートしています。

サブスペシャリティ研修 https://www.wakayamamed.ac.jp/med/eccm/education.php#program

 【やっぱり教育がすべて】
 当施設では、研修医ならびに専攻医の教育にも力を入れています。毎朝8時からのERモーニングレクチャー、週2回の上級医師によるベッドサイドティーチング、毎週1回の抄読会などを通して、「学ぶ楽しさ」を共有しています。

これら講義資料は無料で公開しています。ご活用ください。
https://www.wakayama-med.ac.jp/med/eccm/library.php

 また大学病院ならではの、臨床並びに基礎研究指導、英語論文執筆、医学博士取得、そして大学院進学海外留学システム(米国・ヨーロッパ)も充実しています。

【環境もバツグン】
 当院は和歌山市の南部に位置し、京阪神や関西国際空港へのアクセスも抜群(大阪まで60分、関空まで40分)です。県内には、白浜や潮岬、那智勝浦などの景勝地をはじめ、風光明媚な海や海岸線、山・温泉・高野山などの世界遺産・アドベンチャーワールドなどの観光名所が多数あり、南紀はスキューバーやフィッシング、サーフィンなどのマリンスポーツ、熊野川水域とではカヌーや山間部ではパラグライダーも楽しめます。また、温暖な気候と黒潮で育まれた海産物やフルーツをはじめとした食べ物はどれも絶品です。まさに「和歌山はワンダーランド」で、これほど魅力あふれる県は他にありません。すなわち、余暇を楽しみ、プライベートや子育てを充実させながら、自由闊達にのびのびと楽しく学び働く環境が揃っています。

 当院は和歌山の景勝 和歌の浦・片男波海水浴場に隣接しており、屋上ヘリポートから望む海岸線や紀伊水道に沈む夕日はまさに息を飲むほどの絶景です。日本一美しいヘリポートで一緒に働き、ともに学んでみませんか。


【まずはお気軽にご連絡ください】
 短期間に重症症例を体系的に勉強したい、緊急手術やIVRを短期間で数多く経験したい、集中治療を体系的に勉強したい、学位を取得したい、基礎及び臨床研究もやってみたいという方はどなたでも是非一度見学に来てください

専攻医・後期研修医はもちろん、中途入局や他診療科からの転科、そして将来開業や地域医療を目指す上で「短期的に救急医療や集中治療、総合診療を勉強したい」という方も大歓迎です。

 当施設では随時見学と相談を受けていますので、、興味を持たれた方はぜひご連絡ください。

下記のメールまたはHPからご入力ください。zoomなどによるオンラインでも個別に相談を受けております。



連絡先:miki-y78@wakayama-med.ac.jp (秘書:山口美樹)
https://www.wakayama-med.ac.jp/med/eccm/education.php#visit