2020.03.27

レジデントノート 2018年6月 夜間外来の薬の使い分け

【主な対象】初期研修医
【おすすめ度】★★★
夜間のER、普段の病棟などで上級医に「適当に」鎮痛薬出しといて、「適当に」整腸剤出しといて、と言われ困ったことはないだろうか。本書はそういった質問されると一瞬詰まるようなことに応える内容となっている。具体的には、鎮痛薬、睡眠薬、整腸薬、制吐薬、抗不整脈、抗インフルエンザ薬、抗菌薬(肺炎・尿路感染症)についてまとめられている。実際の処方量などにも言及しており、初めてER当直をする前、病棟患者を持つ前には是非読んでいただきたい1冊となっている。