2020.01.17
EMA症例43:9月症例 化学熱傷!さあどうする?
症例 61歳 男性
[主訴] 熱傷
[現病歴] 工場で作業中に80℃58%の苛性ソーダが入ったタンク内に誤って転落し受傷。胸の辺りまでつかり、その後2分ほどかかって救出された。苛性ソーダの誤飲はないとのこと。
[既往歴]なし
[内服歴]なし
[アレルギー]なし
[現病歴]
GCS 14(E3V5M6), BT 37.4℃, BP 152/88mmHg, HR 96/min, RR 46/min, SpO2 100%(O2 10L)
呼吸音正常
心雑音なし
皮膚の所見を示します。
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あなたは小さな町の診療所で一人で診療にあたっています。
同僚が、慌てて引き上げられたままの状態で運んできました。
以下の質問に答えてください。
Q2. この症例の熱傷のburn sheetを示します。