2026.01.19
EMA症例173:1月症例 80歳 女性 主訴:舌の腫れ
年齢・性別: 80歳・女性
主訴: 舌の腫れ
現病歴:3日前から舌の腫脹を自覚した。当初は軽度であったため様子を見ていたが、徐々に腫れが進行し、就寝時に不安が募ったため夜間に当院の救急外来を受診した。呼吸困難や嚥下障害、息苦しさなどの症状は伴わず、食事摂取も可能であった。
最近の食事内容の変更、新規内服薬、明らかなアレルゲンへの曝露はない。
アレルギー: なし
既往歴: 心不全、高血圧、脂質異常症(いずれも10年以上前より治療中)
薬歴: エナラプリル、フロセミド、カルベジロール、ロスバスタチンを数年間内服中
嗜好歴: 飲酒なし 喫煙なし
最終摂食: 受診約4時間前に夕食摂取(夕食の内容はご飯、味噌汁、野菜炒めなど)
バイタルサイン:
意識:GCS 15(E4-V5-M6)呼吸回数 16/min、SpO2 98%(R.A.)、心拍数 78 bpm、血圧 142/84 mmHg、腋窩温 36.8度
身体所見:
頭頸部:気道は開通、stridorなし。舌の左側のみに局所的な腫脹を認める。
発赤・硬結・圧痛なし。口腔底や咽頭後壁に浮腫なし。
胸部:呼吸音清、ラ音聴取せず。気道狭窄音は認めない。
腹部:平坦、軟、圧痛なし
その他:皮膚に蕁麻疹や発疹なし